ハワード首相「オーストラリアに人種差別は無い!」と言い切っちゃいましたが...
いやー、シドニーはすごい暴動になってます。英語では RACE RIOT.人種差別が原因で暴動が起こるのは初めてではありません。数ヶ月前もアボリジニ達が機動隊を相手に騒いでましたが、今回は現地の若者(白人)がレバノン人に対して激しい差別的暴言暴行を繰り返してます。
12月10日の日曜日に白人の若者約5000人(すごい数!)が暴徒化し、中東系移民を襲撃しました。その次の日の夜は、逆にレバノンの若者が集結し拳銃やバット、鉄パイプなどで白人を襲い始め、まだまだ続きそうです。
人種差別暴動が起こっている場所。
①クロヌラ-シドニーから南へ車で40分くらい。ビーチの綺麗な小さな街。
①クロヌラ(Cronulla)を中心に②近くのビーチ(マルーブラ)に広がってます。
シドニー市内からは南に30分くらい。サーファーが多いビーチで日本人のサーファーも少なくない。冗談や野次馬でも近くに行かない方がいいです。すでに暴動に巻き込まれてリンチにあった人もいます。
テレビ、新聞も朝から報道し続けてます。僕は個人的に新聞が情報源なのでそこからいくつか情報を拾ってみます。
白人の若者達に囲まれてボコボコにされてるレバノン系の若者。ニュースでは歴史的差別シーンの一つになるだろうって言ってます。1.アメリカの警察による黒人バッシング、2.フランスの暴動、そして3.今回のシドニー暴動。
現地の人たちの対応:50%以上が差別を認めている。
ハワード首相は「差別は無い」って行ってますが、今回の暴動が差別的であると現地の住民は差別を認めてます。
現地の人たちの反応は
「人種差別的な暴言、暴行を行う若者たちはオーストラリアの恥だ。」って言うにはいってますが、どうもどこかで責任逃れしているみたいです。まるで、人種差別を起こしている人たちが他人みたいに、第三者的な立場からあれは人種差別だ!て意見してるみたいです。
たとえば、「あれは酔っ払った若者達が起こしたことだ」なんていって人種差別をよそに、アルコールのせいにしちゃったりしてます。確かにビールを飲んで若者は勢いつけてたみたいですが、問題はそこじゃないと思います。いちよう、問題が思っているクロヌラビーチはアルコール持込み禁止になっちゃいました。
なぜレバノン人が差別の対象になった?
①一つはイスラム教徒だからみたいです。ただレバノン人の多くはキリスト教徒なのです。
でも、そんなことはいちいち理解する暇ありません。
ルックスがレバノン系(中東系)なら差別の対象になってます。
②レバノン人に対する不満がたまりにまたって勃発した。
今回の暴動が起こるまでには、それなりに経緯がありました。
たとえば、日本では中国人の犯罪グループが問題視され、中国人=犯罪者見たいな印象が焼き付いてます。オーストラリアで犯罪といえばレバノン人なのです。レバノン人の若者=ギャング、犯罪グループという印象がオーストラリア人にはあります。
なぜ、そのような印象がついたかというと
実際、中東系(中東系=レバノン人っていう印象も強いです)の若者達による強盗、殺人、暴力団同士の殺し合い、レイプ事件などが多発しています。
今回の暴動の経緯
なぜ、白人(特に若者)がレバノン人を襲ったか。
今回暴動が起こっているクロヌラのビーチには以前からレバノンの若者による問題が多発していた。
たとえば、ビーチにあるプールをレバノン人が占領して使用し、白人が来ると「今は俺達のガールフレンドが使っているから、お前達はつかうな」といって白人を軽蔑したり。クロヌラのビーチに通う白人の女の子のグループはレバノン系の若者に挑発されて、逃げようとすると、罵声を浴びせられたあげくつばを吐かれたりしている。
もちろん、レバノン系の若者は白人だけを軽視するのではなく
自分達以外のコミュニティーはすべて敵視する態度をとることが多い。
こんなことが今日まで頻繁に起こったのだが、警察はこれといって何せず(注意程度)野放しにしてきた。レバノン系の若者達の行動はエスカレートしそして、
暴動の引き金となった事件がおこる。
ライフガードは地域の誇り

クロヌラのビーチに所属するライフガード(ライフセーバー)の青年がレバノン系の若者達にリンチを受けた。
ライフガードとはビーチを監視する人たちのことで、ビーチをパトロールし、海で溺れている人たちを救助したりする人たちのこと。ライフガードは誰でもなれるわけではなく、トライアスロン
などの競技で優れた成績を残した選手だけが選ばれる。いわば、オーストラリアの子供達の憧れの的であり、世代を問わずヒーロー的な立場、その地域の誇りである。そのライフガードが
リンチを受けたので、しかも以前から問題を起こしているレバノン系の若者たちの
仕業だったことから、レバノン系の若者にたいする白人の若者の暴動が始まった。ってわけ。
暴動を起こしている白人の若者達。
多くが治安の悪い地域から集まってきているようです。
両親が無職なケースが多く、本人達も定職を持っていない。
不安定は家庭で育った人たちが多い。
ディアのせいにする人たちも多い!
新聞の「読者の声」にはメディアに不満を持つ人たちの意見も投稿されています。
オーストラリアのテレビを見ればすぐにわかりますが、こちらのニュースはシンプルです。もちろん一概には言えませんが、このような印象を受けるのは事実です。
オーストラリアは正しい、優れている。逆に他国は劣っている。
イラク戦争にしても、イスラム教を敵視するような報道はするのにメディアはイラク人の負傷者は報道しません。
これはオーストラリアだけではありませんが、オーストラリアに不利になる報道はきわめて控えめです。
たとえば京都議定書などはほとんどニュースに出ませんので。
こういった報道の仕方や、オーストラリアを常に正当化するメディア報道を鵜呑みする人がオーストラリアには結構います。
特に今回暴動を起こした地域の若者は、地域や学校の治安の悪さから、頭が悪く、テレビの報道をそのまま信じちゃってる人が多いです。テレビでイスラム教徒の人たちが戦争を起こす原因となっていると報道されれば、イスラム人を差別し。レバノン系のギャングに白人の女の子がレイプされれば、まるで
オーストラリアにいる全てのレバノン人が犯罪者だと信じ込みます。
レバノン系のギャング

他国からどう見られるかを気にする。
オーストラリアのハワード首相が日本に行っても、日本ではテレビで報道されることはありません。以前は
確か新聞に載ったくらいで、アメリカの大統領が来日するのとでは雲泥の差です。
しかし、オーストラリア人はオーストラリアこそがアメリカとともに世界をリードしている国だと信じていますので、今回の差別事件が世界中からどのように報道され、批判されているかを結構心配しています。
たとえば、フランスで暴動が起こったとき、オーストラリア人はフランス人の醜さをテレビでたくさん放映しました。アメリカの洪水で黒人達が略奪を始めたときもそうです。
それとまったく同じことが母国で起こったのですから...オーストラリアの権威が崩れるのが心配。まあ、オーストラリアなんて世界からもともと相手にされて無いようですけど。
レバノン人の若者達が狂うわけ。
レバノン人の若者が犯す犯罪はオーストラリアに対して無責任なものが多い。
日本の暴走族のように車で走りまくったり、ギャングでグループ犯罪を犯したり。
もちろん、犯罪の全てがレバノン系の若者達のよるものではありませんが、やはり外国人は目だってしまうようです。
なぜレバノン系の若者が狂うのか?
母国レバノンや中東での生活が精神的に不安定にしている。
レバノン系の若者といっても多くが現地オーストラリアで生まれています。ですが、母国で戦争を経験してオーストラリアに移民する中東の人たちが多く、彼らが暴力団の中心的な存在となっています。
子供の時から戦争を経験している若者達は、怖いもの知らずで、暴力暴言にも適度を知らす、とても戦闘的です。特に集団意識が強く、日本の暴走族のように、仲間がやられたらみんなでやり返すみたいに、沢山集まってきます。
また、母国を逃げるようにして出てきていることから、自分の地域に対する執着心が強く、クロヌラは俺達の地域だと信じて、他国の人種に対して軽視していたようです。
夢が無い?
今回暴動が思った地域の教員は、中東系の少年少女たちの将来に対する夢の無さに懸念しているようです。自分の将来に投げやりな子供達がおおいいそうです。
イスラムの教育も原因?
別の新聞にはイスラム教の家庭では、男の子をとても勇敢に育てるため、そういった教育が現地の人たちと摩擦を起こしている原因だとしています。
たとえば、オーストラリア人(白人社会)から見てレバノン系の若者達は女性に対してとても軽蔑的です。女性を軽視した暴言暴動が非常に多いです。これは、家庭で男の子は偉いと一方的に教育されているからだと。
かといって、同じレバノン系の女の子は特別扱いします。つまり、レバノン系の女の子以外の女性に対して軽蔑的です。
ただ、今回の暴動もそうですが偶然、そして突然勃発したわけではなく、そこにはずっと以前から煙が立っていたのです。
「we grew here, you flew here 」と体にかいた青年。2230という番号は今回暴動がおきてるクロヌラの郵便番号。